高金利通貨のたしなみ

高金利通貨……

私が使っているヒロセ通商だと、トルコリラが10000通貨で80円、南アフリカランドが1000通貨で15円入ってくる。

トルコリラを30万円分買っておけば、毎日80円が入ってくるということ。

南アフリカランドであれば、80万円分買っておけば、毎日150円入ってくる。




トルコリラを買ってみたら、いい感じ。

南アフリカランドは、偉いことになっている。
しばらく上昇基調だったのが、一気に転落。



ちょっと様子を見て、一気に買ってしまってもよいかもしれない。



なんだかんだで、FXで2000円くらいプラスになっている。

あとはヒロセ通商の新規口座開設のキャンペーンで、1万円が入ってくる予定。

労使関係は搾取である。

仕事を辞めたいが辞められずにいるおっさんである。結局、辞める辞めると言いながら丸二年働いてしまった。

某所で「労使関係は搾取である」と書いたら、その文面をあげつらって「修羅の国に生きてんな」と言われた。

私はその発言に異議申し立てをしたいのだが、実際に日本の労働環境は修羅っている。修羅ではないと思っているのなら、よほど世間知らずのブルジョワなんだろう。一度ヤマザキパンの工場で日雇い労働することをおすすめしたい。

もうひとつに、搾取を含まない労使関係があるとしたら教えてもらいたい。むろん法律上では労使関係は対等ということである。これはトヨタの社長とトヨタの工員が対等ということである。まあ、しょせんそんなことはありえない。法治主義とか、民主主義を素朴に信じているタイプだろう。

アホな学者が、現代では労働者が自分で資産を増やして家や株を買うこともできる、だから現代では一概に労使関係は搾取とはいえない、と言っていた。

私はマルクスに詳しくはないけど、資本家が搾取する剰余労働とは「賃金以上の分の働き」であることを知っている。つまり労働者が自分の一日の賃金分を4時間で働くとする。しかしここで労働は終わらない。残りの(給料に含まれない)4時間を労働者は働く。これを剰余労働と呼ぶ。そしてマルクスの言う搾取とは、この剰余労働の収奪である。

労働者が給料で豪邸を建てようが、FXで成功して「億様」になったとしても関係ない。給料が1000万円だろうが、10万円だろうが、搾取されていることには変わりないのである。

そんなわけで、再度テーゼを繰り返しておこう。「労使関係は搾取である」



PS ググったら同じ考えのことが書かれていた。

労使関係とはなにか。代表的な論者のひとりであるJ・T・ダンロップJohn Thomas Dunlop(1914― )は、『労使関係制度論』(原題はIndustrial Relations Systems. 初版1958年)の序文で次のように書いている。「政治形態のいかんを問わず、あらゆる産業化した社会は労働者と経営者をつくりだす。これら労働者と経営者の地位とその相互関係は、多かれ少なかれ詳細に規定されねばならなくなる。産業社会は必然的に経営者と労働者と政府機関の相互関係との複合体として規定された労使関係をつくりだす」。このように労使関係は、「産業社会」では資本主義、社会主義の区別なく普遍的に存在する。この概念のもとでは、生産手段の私的所有形態によって規定された資本主義の搾取と被搾取、支配と反抗の対立関係が、「産業化」に伴う分業に基づく機能を異にする人々の相互間の関係として把握される。
 つまり労使関係という概念は、資本主義に固有な資本と賃労働との社会的関係=労資関係の本質を隠蔽(いんぺい)するものである。労資関係は、その形式からみれば、生産手段の所有者である資本家と、労働力の所有者である賃金労働者とを当事者とする、労働力商品の「自由な」売買関係にほかならない。しかし、労働者は生産手段を所有せず、したがって、自分の労働力を生産手段の所有者である資本家に販売し、賃金を取得しない限り生活できないという「経済的強制」を受けている。しかも、資本家による労働力の消費過程、すなわち資本の生産過程においては、資本家は労働者を指揮・統制し、労働者の剰余労働を搾取する。したがって、このような労資関係を労使関係という概念に置き換えることはできない。[戸木田嘉久](日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 労使関係



FXの依存性

FXをはじめた。現在ドル円・ポンド円で243ロット動かしてみた。

現在含み損は-802円。悔しいのはポンド円とドル円の誤発注で、それがなければプラスだったと思う。

学んだこと。

・逆張りはたいてい、負ける。
・基本的には、下降トレンドで上げ過ぎたら売る/上昇トレンドで下げ過ぎたら買う。
・スキャルピングは手数料の関係で勝てない。
・依存性はかなり高い。

順張りでデイ~スイングトレード、しっかりとロスカットで管理していければ案外勝てそうではある。

ただFXはほとんどギャンブルのようなものだ。まあ株もギャンブルなのだが、スキャルピングは特に依存性が高いと思う。

・結果が数分で出る
・24時間トレードできる

という点で株よりも危険だと感じる。

コカインよりもニコチンの依存性の方が高いという説があるが、その根拠はコカインと比べてニコチンが安価で手軽であり、吸収が即時的であるという理由にある。つまり渇望→充足のサイクルが短時間で行われるため、生理的な欲求が強烈なのである。

タバコの場合、向精神作用が比較的小さいにもかかわらず、これほど依存性が高いというのはどういうことだろう。その理由は、タバコがニコチン配給の面で、いわばガリル・アサルト・ライフルだということ、つまり迅速に機能し、信頼性が高いということだ。注射でヘロインを摂取した人は一五秒ほどで強烈な多幸感を抱くが、それから何時間かは次の注射をしようとは思わない。ところがスモーカーはタバコ一本で一〇回ほど煙を吸うのが普通で、一日に何十本も吸う人が少なくない。煙をひと吸いするとやはり一五秒ほどでニコチンが快感回路に到達する。ヘロインの静脈注射とほぼ同じ時間だ。典型的なヘロイン依存症者は一日二回、強烈で迅速な多幸感を経験するが、一日に一箱吸うスモーカーは、迅速で弱い反応を一日二〇〇回経験するわけだ。(「快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか」デイヴィッド・J・リンデン)

FXもそれと似たものを感じた。トレードを繰り返すうちに、「ドパミンが出てくる」感じがわかった。チャートに何時間も張り付いてしまい、気がついたら頭痛とめまいに襲われた。

こりゃ~気がついたら破産、というのもわかる気がする。スキャルピングは危険だ。国が取り締まってもよいと思う。

いったん手仕舞い

日産証券に移行するため手仕舞いをした。

ドル円は111円台で大幅円高。
これまで円高になっても日経平均は強かったが、やっと下げてくれた。

内需株であるカルビー・日医工も下げている。ので、もうおしまい。

ダブル・インバース 300株 1860→1953円 +27000円
カルビー 200株 3930→3970円 +8000円
日医工 200株 1703円→1669円 -6800円

けっこう勝った。だが手数料で3000円ほど取られるので+25000円ってところ。

初めてダブル・インバースで勝った。そして初めて日医工で損失が出た。

なんというか、国内株がつまらない昨今。

結局為替じゃないか。

内需株でも半分は外国人投資家なので、円高になれば株安になる。つまらない。

FXの方がましなのではないか。

松井証券から日産証券へ移行する

いままで証券会社は松井証券であった。

10万円以下の約定が無料ということでここに決めたのだが、この二ヶ月で10万円以下の取引は一度もしなかった。

取引手数料があまりに高いので、別の証券会社に移行することにした。

たとえば1703円の日医工を200株買うと、手数料込みで1707円で約定したことになる。高すぎるよ。

もういままでで通算5000円~10000円くらい手数料を払っていると思う。


ネットを調べてみると、いちばん安いのは日産証券ということになった。

あまり聞いたことのない会社だが、現在手数料を比較すると以下の通りとなる。




これが松井証券。けっこう高め。




これが日産証券。

ちょっと尋常じゃない安さ。口座維持費がかかるんじゃないの、と気になったが、それもゼロ円らしい。

先程の日医工でいえば、手数料が540円→87円になるわけで、83%手数料が安くなるということ。

日産証券のデメリットとしては、信用取引ができない。私は現物でしか取引しないのでこれはどちらでもいい。

あとデメリットとしては利用者が少ない、信頼性がないということ。たぶん知名度はゼロに等しいのではないかな。その点松井証券はネット証券の先駆けなので信頼性は抜群だ。

松井証券のメリットは「一日信用取引」というものがあって、一日で取引を終わらせれば手数料が一切かからないというデイトレーダー向けのシステムがある。まああまり使う機会はないだろうが。


投資二ヶ月での心境

株をはじめて二ヶ月経つ。

はじめは恐る恐る投資していたのだが、しだいに慣れてきた。仕事中も株価が気になって仕方なかったのが、3時間おきに見ればよいか、となる。そもそもそんなに大金を賭けていないのだが。

利益は現在2~3万円というところ。微益だが、負けていないのが嬉しい。はじめは絶対にしくじるだろうと思っていたからな。

株のおもしろいところは、信じられるのが自分だけ、ということだ。自称ベテラン投資家とか、経済学者の言うことを信用すると足元をすくわれる。自分のsenseだけが勝負。

自分の判断と責任において金を稼げるということだ。私はもう、サラリーマン生活が嫌で仕方がないのだが、それは私がどのような判断をしても、どれだけ精を出して働いても、給料が変わらないという現実があるからである。

投資は勉強すればそれだけ自分の利益につながる。自分の裁量・判断で財産に傷がつくことがあるし、また資産が大きく増えることもある。

でも、人間って本来そういう生き方が自然だよな、と思う。自分がしたいようにやって、その責任を取る。会社員は、経営者のパシリとなって、責任を取らない。脳みそを使う機会がない。生殺し状態で、吸血鬼にチューチュー吸われる。

投資で少し生きてる実感を味わうことができている。株は楽しい。

円高→株高の流れ

米国利上げに対し円高推移。

多くのFX投資家が足元をすくわれた様子。



私はというと円高期待してダブル・インバースを保持していた。

というのも「だれもがそうなると思う」状態こそもっとも危険であり、それで金持ちになれるならだれでも億万長者になっている。

実際一日で一円あげる相場になったのだけど、しかしだいぶ円高に推移したのに、日経平均が上がるとは思わなかった^^; 私も同じ穴の狢だな~。

朝の段階で下げすぎていた日医工を1703円で200株購入。前々から目をつけていたカルビーが安値をつけていたので3930円で200株購入。


明日がどうなるか?




日医工の株掲示板を見てみると、以下のような記述。
ここは株価が上がって期待するとすぐ下がるの繰り返し、1週間上がり続けたら参戦します。株価がいったりきたりでやきもきするのはもううんざりです。

「だれもがそうなると思う」状態が危険だと書いたが、「もううんざり」と投資家が離れていくタイミングは「買い」でしょうな^^

まあ私も日医工は「もううんざり」と何度も手放しているのだが。

最近の収支

今日は円安効果もあって全体的に上げ相場。

保持していたダメ株たちを売りに出すことに。
  • 日医工200株 2/27 1700円→1737円  +7400円
  • エムスリー100株 3/7 2905円→2876円  -2900円
  • アスクル100株 2/28 3290円→3295円 +500円
  • 小野薬品100株 3/8 2466円→2478円 +2200円
また、塩漬け中だったダブル・インバースも折を見て売却。
  • ダブル・インバース 3/2,2/15,2/1 avg1965円→1955 -4500円
今のところトータルで22934円プラスってところだ。
この一ヶ月の一連の取引で300円損したことになる。徒労だなー。

手数料がだいぶかかっているようでそれが痛い。


それでダブル・インバースをまた購入。1863円x300株

正直言って、ダブル・インバースの保有は疲れる。日本が不景気になることを望むのだから、カルマが溜まる気がする。

このままドル円が120円まで行くのか、日経平均が20000円超えするのか?可能性はないと考えている。そのときはまたナンピンすればいいでしょう。