リセールバリューを考えて買う

減価を考えて買うと、金が減らない。


カメラ

この前ニコンのP900というカメラを買った。光学83倍ズームのずば抜けた性能を持つカメラなのだが、中古で5万円で買い、さんざん楽しんだ後、あまりの高性能に自分が犯罪者になりそうで怖くなり売却。5万円で売れた。

カメラは型落ちでも値崩れがあまりしないようである、1~2年使っても価値がほとんど下がらないようだ。(ただし傷がつかないよう注意する必要はある。)この点クルマとは大きく違う。

バイク

ヤマハのSRX400というバイクを買った。9万円。車検が1年ついていたので、それなりに乗り回したあと、車検が切れたので乗らなくなってしまった。雨ざらしでサビだらけとなり、かわいそうなことをしたのだが、それは4万5千円で売れた。

バイクについても安く買えば、それなりに安い値段で楽しむことができるようである。

バイクは基本的にクルマのような社会的ヒエラルキーの要素がなく、低年式や低排気量でも高く売れることが多い。ただその分バイク屋などはボロでも高いのであり、個人売買以外で買う気にならない。

書籍

私はおそらく年間数十万円を書籍の購入に費やしているのだけど(読まない本も多数)、これが最悪の減価率だと思う。ベストセラーの類は買わないし、中古本は個人売買でamazonなどで買う人が多数だろう。

基本的に書籍はニッチな本ほど高く、ニッチということは買い手がつかないということである。そんなわけで大学時代からたまりにたまった本があり、それらはたぶん100万円以上払って買ったのだが、ブックオフなどに持っていけば5000円にもならないと思う。だからといって本を買わないというわけにはいかないので困ったところ。

家具

家具は基本的に中古で買って中古で売るのが得策である。ソファやデスクなど大型家具は特に中古で買った方がよい、粗大ゴミとして出すと金がとられるので安く出品されること多し、また日本人は引っ越しのたびに家具を買い換えるので新品同然の家具が安く買える。

私のデスクはデンマーク製のもので送料込み3万円、天板は少し傷んでいるが風格は国産のものと大違いである。

ソファは3000円で、ホームセンターで借りた軽トラで100km走って引き取った。ホームセンターの軽トラはガソリン給油の必要がなく安上がりである。(道義的にどうなのかという点はさておく)このソファはほとんど新品であった、たぶん8000円くらいでも売れるのではないかな?



このように考えてみると、「中古で買い中古で売る」という生活ではほとんど金がかからないようである(書籍以外)。物余り、個人売買の時代の到来である。このことに国民全体が気づいたら、日本経済は偉いことになりそうだ^^




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